ダイエットするのは良い事だよね?
とにかく痩せるぞー!!
ちょっと待って!
ダイエットは良い事だけど、デメリットもあるからちゃんと知ってて!
ダイエットはいいことだらけという訳ではありません。
ダイエットで言う良い事は、『痩せてキレイ・かっこよく健康になる事』ですね。
逆に悪い事は、『痩せない上に(痩せたとしても)健康状態が悪くなる事』です。
痩せたとしても、健康状態が悪くなる事は『悪い事』です。
その『悪い事』=『デメリット』を
- 見た目
- 健康面
- 精神面
の3つに分けて解説していきます。
デメリットを意識しながらするダイエットと、意識しないでとにかく痩せるためにするダイエットでは、長い目で見た時に大きな違いが出てきます!
※記事の最後の方にデメリットに陥った最悪なケースの参考画像があります。
(直接は目に入らないようにしていますので、画像の閲覧は任意でお願いします。)
見た目のデメリット
痩せて綺麗になるだけではない、見た目に関するデメリットを3つ紹介します。
個人差があるので、全ての人に当てはまるわけではありませんが、当てはまるとしたら注意をしてください!
皮膚のたるみ、割れの目立ち
皮膚が…たるみます。これは、大幅なダイエットに成功した場合と出産後によく見られることです。
皮膚は、基本的には伸びない性質の物です。
実は、伸びているように見えるのは小さなシワが伸びているだけなんです。
また、皮膚のどこかに伸びるようなストレスが加わると、周りから皮膚が寄ってきて足りない分を補います。
しかし!それにも限度があります。
基本的には伸びない性質のものでも、ずーーっと強く伸ばされる力が加わっていたらどうしても伸びてしまいます。
そうして、伸びても追いつかない場合は、皮膚が割れます。(妊娠中の肉割れなんかも同じです。)
皮膚が伸びていると、「頑張ってダイエットして、痩せました!やったー!」
と、喜ぶと同時に伸ばされた分の皮膚はたるんでいます。
ある程度であれば縮んでくれますが、完全には元に戻らないケースも…。
テレビのダイエット番組などで、百何十キロとかある人が痩せたらおなかの皮膚がダボついていますよね?
そうなるまで太らない事でが一番です。もしも今、太ってきていて「危ないかなー?」と思う人は早めにダイエットをしましょう。
頬がこけて老けて見える
これは、病的に痩せすぎた場合に起こるデメリットですのであまり心配はいらないですが、いるにはいるので一応…。
人の頬の部分には、土台となる骨がありません。筋肉と脂肪と皮膚で膨らみを保っています。
ホッペタを指で押したら、歯や歯ぐきに当たりますよね
そのため、痩せすぎると脂肪が無くなり頬がこけてしまいます。特に、筋肉の衰える老年期には顕著に起こります。
筋肉がある場合は大丈夫ですが、
筋肉が無いと若くても起こりえますので注意が必要です。
脂肪は減らしても筋肉まで落とさないようにするのが理想的ですね。
そのためには、タンパク質の摂取を怠らないようにしましょう。
愛嬌が減るかも?
『普通の美人より、愛嬌のある非美人の方がモテル説』というのがあるのをご存知ですか?
愛嬌のある顔は、親しみやすいという特徴があるので、男性でも女性でも人と仲良くなりやすいというお得な顔です。
その特徴には、
- 整いすぎていない
- 口角が下がらない
- 垂れ目
- ほっぺたがプニッとしている
- えくぼができる
等が挙げられます。
ダイエットのデメリットで関係するのは『ほっぺた』ですね。
ほっぺたに特徴がある人は愛嬌がありますね。
ホッペタがプニッとしていると、『赤ちゃん』のような可愛さを感じるので愛嬌に繋がるんですよね。
痩せてホッペの脂肪まで落ちてしまうと、愛嬌は減ることに…。
どんな顔になりたいかで計画的に落とす必要がありますね。
健康面のデメリット
体脂肪を減らして健康的になろうとしているのに、逆に不健康になってしまっては意味がありません。
肉体面のデメリットを知り、健康的に痩せるように気を付けていきましょう。
栄養不足
これは、『〇〇抜きダイエット』や『〇〇だけダイエット』等の特定の食品を摂る・特定の食品を排除するなどのダイエット法をされていると、なりやすいですね
例えば、『炭水化物抜きダイエット』が一時期流行りましたが、これには『食物繊維不足』に陥りやすいといった危険性があります。食物繊維は体の老廃物を排除してくれる働きがあるので、不足すると便秘になりやすかったりします。危険ですね…。
このような事はそのダイエット法をきちんと理解していない場合に多くあります。
炭水化物抜きダイエットって、お米やパンを食べなければいいだけなんじゃないの?
このくらいの知識でやってしまうことが問題なんですね。
ダイエット法を実践するなら、その事についてある程度でいいので詳しくなってから行うようにしてください。
生理不順
急激なダイエットで栄養不足状態になると、女性ホルモンの分泌が止まり生理不順になることもあります。
今の若者の中には、戦時中よりも栄養状態が悪い人が結構な割合でいるというデータもあります。
その中には、生理が来なくなっている女性も多くいます。
これは、ダイエットだけではなく偏食・不規則な生活などの影響もありますが、栄養不足は大きな問題です。
女性の体はデリケートです。ダイエット中に生理不順や体調の悪化があった場合は、すぐにダイエットの内容を見直す必要があります。
健康的に痩せることは絶対にできます!
ケガをする恐れも…
『長い事、習慣的に運動をしていても痩せない』という人にはこの項目は必要ないのですが(その人は食生活の見直しが大事)、基本的に『運動が苦手で、ほとんど運動していない』という人が多いと思います。
運動習慣が無かった人が運動を始めると、高確率で
ケガや痛みが出ます!
よく起こる部分を3つあげますね。
腰
背中よりもお腹に脂肪がつきやすいので、体の前方が重たくなります。
その状態でバランスを保って立とうとすると、必ず腰が反ります。
※この画像は妊婦さんですが、同じ状況が肥満でも起こります。(妊婦さんの方が見た目で分かりやすいので使わせてもらいました。)
背骨は反った時に関節が締まった状態になるので、運動に伴い関節を痛めやすくなります。
また、筋肉の働きが悪くなっていたりするのも腰痛の原因となります。
ダイエットに伴う腰痛に関しては別の記事に詳しく書いているのでそちらを参考にしてください。
膝
膝は、最大で体重の5倍~7倍もの重さがかかります。
体重が60キロの人であれば、膝には瞬間的に300キロ以上の重さがかかる計算になりますね。
その為、膝周りに十分な筋肉が付いていない人だと、ダイエットに伴う運動でその重さに耐えきれずにケガをしてしまいます。
特に、O脚やX脚になっている人は要注意です!!
足首
運動習慣が無い人の歩きや走りは、左右へのブレが大きく重心が安定していません。
原因は体のヒネリ(脊柱の回旋)が出にくくなっている事なのですが、自分ではなかなか気づけません。
そんな状態でダイエットの為に走っていて、小石や小さな窪みなどを踏んだりすると足首を盛大に捻ります。
多少の捻りならいいのですが、靭帯を断裂するくらいの捻挫は治りが非常に悪いです。
靭帯は切れたらくっ付きません。
骨折なら治るけど靭帯は無理なんです。
精神面のデメリット
ダイエットには生活の変化が絶対に必要です。
食事の内容を変えたり、運動する時間を捻出したり、好きだったモノを我慢したり…。
また、ダイエットを決断した時には何かしらの悩みを抱えているものです。
体の変化とともに、精神状況も大きく変わる事が有ります。
どうしても精神面での影響が出てくることがあります。
この項目に関してはかなりデリケートな問題なので、大きくは取り上げません。
1つだけ、極端な例を紹介しますね。
どこまで痩せていいか分からなくなる
痩せれば、人本来の曲線や筋肉の美しさが現れ、見た目が良くなります。
しかし、『痩せなければ…もっと…まだまだ…』と強迫観念に支配されてしまい、拒食症などの摂食障害を発症してしまう人もいます…。
その結果得る物は、美しさから離れてしまった不健康な体です。
↓少しショッキングな画像を貼っていますので、閲覧は任意でお願いします。
元々が真面目で肥満によるコンプレックスが強かった人が、痩せたことで周りから褒められたりして成功体験を積むと、それで得た快楽によりダイエットにのめり込んでしまいます。
正しい知識をもち、明確な目標を持ってダイエットに取り組めば、そうはならないでしょう…。
まとめ
今回、良い事だけではないダイエットのデメリットについて書きました。色々あげましたが、これはまだまだ一部です。
しかし、総じて言えるのは
『ダイエットは目標設定が第一。
次に正しい知識。
最後に継続!!!』
このサイトでは、科学的根拠のある情報のみを載せています。
あなたのダイエットのお供になればと思い、『ダイエットノート』という名前にしました。
他にも色々なことに関して書いていますので、参考になれば幸いです。
特に、これ↓は読んでもらいたい記事です。
この話題に関しては以上です。
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