キレイなスタイルを求めるとき、重要なのが『くびれ』ですね。
くびれがキュっとある女性はメリハリがあり素敵です。男性でも、セクシーさがグッと増します。
信じてもらえないかもしれませんが、くびれは誰にでも作れます!
えーーー!?
頑張ってるけど、できないよ…?
それは、”くびれがどのようにして出来るか”がよく分かっていない可能性がありますね。
くびれの構造と、くびれを作るためのポイントを解剖学を基に解説していきます。
くびれの『構造』
くびれの構造で大切なのは、
- 体脂肪
- 骨格
- 筋肉
の3つです。
この3つがうまく揃って初めて、くびれが手に入ります。
そして、この3つは正しい知識さえあれば変化できる物です。
くびれを作る『骨格』
土台となる骨は肋骨と骨盤(と腰椎)です。
この、肋骨と骨盤を繋いだ線が『くびれ』ですね。
骨に皮膚がかぶっただけの『繋いだ線』で一応くびれた感じは出ます。
骨格の何が大切なの?
肋骨が開いていると、それだけでくびれが消えるんです…。
肋骨が開くと、繋いだ線の上の部分(肋骨の下)が外側に行ってしまうので、くびれた感じが消えてしまいます。
『痩せているのにくびれが出ない人』がいたら、これが原因の可能性が高いです。
くびれを作る『筋肉』
人間の骨格上、くびれは自然とできますが、それだけでは皆が憧れるようなくびれにはなりません…。
その中で、主人公(クリスチャン・ベール)が脂肪も筋肉もそぎ落とした、衝撃のヤセ姿をしています。下の画像を参照ください。(ホラー映画ではありません。)
”骨格だけでくびれは出来る”というのが、分かると思います。
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引用:Amazonリンク
ホラーっぽい見た目で少し怖い感じもしますが、ただの『痩せすぎた人』です。
くびれはありますが、痩せただけでは直線的すぎて魅力は感じませんよね?
”曲線であること”もくびれの魅力の一つです。
肋骨と骨盤を繋いだ線を更にくびれさせることで、魅力的な曲線が産まれます。
例)女性の胸やお尻、男性の胸板や腕、など
そして、この曲線を作るのが『筋肉』です。
先ほどの映画の主人公役をしたクリスチャン・ベールが、他の映画(アメリカン・サイコ)で見事なくびれを披露しています。
くびれを作るのに『筋肉』が重要という事がよくわかりますね。
その『筋肉』を具体的に言うと、
- 腹横筋(ふくおうきん)
- 内腹斜筋(ないふくしゃきん)
- 外腹斜筋(がいふくしゃきん)
- 腰方形筋(ようほうけいきん)
- 広背筋(こうはいきん)
の5つの筋肉が特に重要です。
他にも関係する筋肉はありますが、メインはこの5つ!
その筋肉の働きを確認してみましょう。
腹横筋(ふくおうきん)
お腹をグッと引き締めてくれる筋肉です。『天然のコルセット』とも呼ばれるくらい、引き締め効果が抜群にある筋肉です。
腹筋の中でも深い位置にあり、コアを形成する筋肉の中でも中心的な役割を果たします。
お腹(へその下)を凹めるとこの筋肉を働かすことができます。
内腹斜筋(ないふくしゃきん)・外腹斜筋(がいふくしゃきん)
この2つはセットで覚えておいて大丈夫です。
お腹の側面から斜めに走っている筋肉で、お腹を捻る事で働かす事が出来ます。
腹筋運動で捻りを加えるのは、ここを働かせる為です。
また、肋骨に付いている筋肉なので、ここが弱ると肋骨が開きます。
腰方形筋(ようほうけいきん)
体を横に倒す時に働く筋肉で、骨盤-肋骨をまたいでいる筋肉です。
丁度くびれを作りたい部分にあり、働かせることで脂肪に刺激を与えてくれます。
弱い人は女性に多い印象です。弱いと姿勢が崩れ、体がくねくねしてしまいます。
特に女性は積極的に鍛えたい筋肉です。
広背筋(こうはいきん)
背中側にある、大きな筋肉です。
水泳選手が見事な逆三角形の体をしているのは、この筋肉が大きく発達しているからです。
『締まった体』というよりは『大きな体』になるので、男性向けの鍛えるべき筋肉ですね。
以上の筋肉は全てEMSで簡単に鍛えることができます♪
くびれを隠す『体脂肪』
これが問題なんだよね…。
皮下脂肪も、内臓脂肪もどっちも減らす必要があります。
どんなに筋肉が発達していても、どんなにいい骨格をしていても、脂肪があると『くびれ』は現れません。(例:力士)
脂肪があってくびれが無い場合は、まず脂肪を減らすことからです。
その為には、食事制限や運動をして脂肪を消費していかなければいけません。
まとめ
まず、体脂肪を減らす事。
次に、骨格(肋骨)を整える事。
最後に、筋肉を鍛える事。
この3つの段階を踏めば、誰でもウエストのくびれは手に入ります!
頑張っているけど結果が出ない人は、上の何かが上手くいっていない可能性がありますので、もう一度自分の体をみて確認してみてください。
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