むやみやたらな『炭水化物制限ダイエット』はやめよう!危険な理由を解説。

炭水化物制限 危険 やめよう 理解しよう ダイエット法

事件です!!

『炭水化物が逮捕されました!!』

ダイエット警察は「炭水化物は太る原因だ!犯人は炭水化物だ!』とコメントしています。
それに対し炭水化物は「誤解だ!僕は必要な存在だ!」と、冤罪を訴えています。

炭水化物 誤解

 

炭水化物が受けている誤解

炭水化物、逮捕されたね!
いい気味だ!!

違うよ!
炭水化物は悪くないんだよ!

え?そうなの?
じゃー何で、炭水化物は嫌われているの?

それは、大きな誤解が生じているからないんだ!

誤解…

『炭水化物は悪くない』『炭水化物を制限するのは間違い』という事を、今から解説するね。

 

炭水化物の『イメージ』から生じた誤解

『炭水化物』と聞いて、何をイメージしますか?

ほとんどの人の場合は、

炭水化物 ご飯

炊きたてご飯

炭水化物 パン

焼きたてパン

炭水化物 うどん

温かいうどん

炭水化物 パスタ

クリーミーなパスタ

炭水化物 ラーメン

濃厚なラーメン

ここら辺をイメージすると思います。

確かに、例に挙げた5つは太りやすい食べ物です。

やっぱり太りやすいんじゃん!
逮捕は正当だ!!!

だから…
それはイメージの話だよ…

 

炭水化物とは何か?
それが分かれば誤解は解けるはず!

 

炭水化物をイメージすると太りやすい食べ物が多く浮かぶけど、『炭水化物=太りやすい』と、イコールでつなげるべきではありません。
それには、『そもそも炭水化物とは何か?』これを理解する必要があります。

炭水化物 理解

 

炭水化物とは?

そもそも、炭水化物とはそれ単体で存在する物ではありません。

糖質と食物繊維を合わせて炭水化物と呼んでいるだけです。

 

炭水化物

糖質+食物線維
(炭水化物=糖質+食物繊維)

 

食品の裏の栄養成分表示に、『炭水化物』との表示がありますね。

成分表示

よく見かける表示ですね。

でも炭水化物って、糖質と食物繊維が合わさったものですよね?
糖質は太る原因となりますが、食物繊維は太りません。この栄養成分表示は、太る物と太らない物が合わさって表示されているんです。

ごちゃ混ぜです。

もし、炭水化物が10だとした時、糖質が9.9で食物繊維が0.1だったらそれはもう糖質です。
炭水化物と呼ぶよりは、『ちょっと交じりっけのある糖質』と呼んだ方が正しいですね。

この表↓なんて、それが顕著です。

栄養成分表示 糖質の割合

この食品で言うと、食物繊維は炭水化物2.1 ー 糖質1.9で、0.2しかない事になります。

太ります!

 

逆に、こんなのもあります。

炭水化物 全部食物繊維

これはもう、食物繊維です。

太りません!

ダイエット系の食品にはこんな感じに併記されている物も多いので、参考にしてみてください。

 

このように、同じ炭水化物でも割合によって『太る食べ物』と『太らない食べ物』とがあります。

天秤の測りが『どちらに傾くか』で変わるんですね。

炭水化物 天秤

 

炭水化物を抜く問題

先ほど書いたように、炭水化物は糖質と食物繊維の合計で、天秤の測りがどちらに傾くかで性質が全く異なります。

それなのに、

炭水化物は太るから食べない!

と、極端に制限してしまうと、大きな問題につながります。

 

食物繊維が不足する

食物繊維不足は大事…!

もちろん、野菜や他の物でちゃんと摂れていれば問題はないのですが、それでも摂取量が少ない人は大勢います。
バーガーショップ等にあるサラダセットの野菜だけで『食物繊維をとった気』になっていませんか?

足りません…。

食物繊維には、体の中をキレイにしてくれる効果があります。便通の改善にも役立ちます。コレステロール・血圧・血糖値にも効果があります。
足りていないと、口臭やオナラが臭くなったりもします…。
食物繊維は腸内細菌の餌にもなるので、不足すると腸内細菌が減ります!
腸内細菌が少ないと痩せにくい体質になります。(太りやすい体質)

 

カロリー不足

次に、カロリー不足も大きな問題になります。

炭水化物には糖質が含まれているので当然、糖質分のカロリーはあります。

カロリーとは熱量の事で、体を動かすためのエネルギーです。

とらないと人は動けません!!

カロリーを制限するのは間違いです。

 

糖質が体重を増やす唯一の物です。

私も糖質制限を以前していましたが、糖質抜きでカロリーをとるのに失敗しました

私の体にはカロリーが足りていませんでした…。

そのせいで、色素性痒疹という厄介な病気にもなりました。今は色素性痒疹は完治して、その後遺症である色素沈着と闘っています。(ちょっと特殊な事例です。)

糖質制限自体は悪くありません。
私がカロリー摂取を怠っていたせいです。

 

カロリーが足りなくなると…

カロリーが基礎代謝を下回ると、筋肉が分解されて少なくなってしまいます。筋肉が少なくなると、代謝が落ちます。代謝が落ちると痩せにくい体になりますし、筋肉が減った分、体を動かすのがきつくなります…。

 

確かに、一時的に体重は減ります。

 

でも、その減った分はほとんどが水分と筋肉です。

脂肪がすぐに燃焼されて体重が減る訳では無いんです。

カロリー制限をしている人がリバウンドを繰り返すのは、『筋肉が分解されて代謝が落ちる』というカラクリがあります。

 

我慢した意味が泡となって消え、脂肪として現れます。

 

『まとめ』~そして釈放へ~

速報です!!

『炭水化物が釈放されました!!』

ダイエット警察は「真犯人が見つかった。炭水化物には悪いと思っている。』と平謝り。
それに対し炭水化物は「誤解が解けて良かった!」と、喜びのコメント。

炭水化物 悪くない

真犯人として捕まった糖質は何も語りませんが、その表情からは悔しさがにじみ出ています!!!

糖質 悪い

 

 

炭水化物の陰に隠れた糖質
それこそが太る原因なんですね。

なので、『むやみやたらな炭水化物制限』をせずに、きちんと糖質量と食物繊維の量を調べてから食べることが大切です。

炭水化物、釈放されてよかったね!

糖質もかわいそうだけどね

でも、太る原因だよ?

食べなければいいだけだからね。
蜂の巣を突かなければ刺されないのと同じだよ。

確かに…。

人は贅沢な生き物です。

  • 余分な量を食べてしまいます。
  • 食べなければ太らないと分かっていても食べてしまいます。

それと同時に、人は賢い生き物です。

  • どうすれば太らずに食べられるか。
  • 何を食べれば太らないか。
  • 太ったらどうすれば痩せるか。
  • どうすれば楽に痩せられるか。

それを研究し、実践することができます。

どうせ食べるなら、どうせダイエットするなら、賢くやっていきましょう!

このほかにも色々と、賢く(楽に)痩せる方法などをアップしていますので、合わせてどうぞ!

特に、腸内細菌とEMSはおススメです!

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