『痩せているのにくびれが無い…』原因は肋骨の開きにある!

痩せているのにくびれが無い原因は肋骨の開き

皆が憧れるようなスタイルを完成させるのに、『ウエストのくびれ』は重要です。

基本的に、体脂肪さえなければくびれは出来てくれます。

人の骨格はそうなるようにできています。

しかし、「痩せてるのにくびれが無い…」と悩んでいる人が多数いるのも事実です。

 

痩せているのにくびれが出ない…

何で?

その原因は肋骨の開きにあります!

 

今回、くびれが出ない原因となる『肋骨の開き』について、

  • 肋骨が開くとくびれが消える原因
  • なんで肋骨が開くのか?

の2つのポイントについて解説していきます。

 

肋骨が開くとくびれが消える!

通常、体脂肪が無いだけでくびれは出来ます。

人間の体の表面は皮膚に覆われていますね。
皮膚の中を奥にある順に言うと、骨格-内臓-筋肉-脂肪-という構造をしています。

この中の脂肪ないあるかで、くびれあるないかが決まります

体脂肪とくびれの関係

上の人はくびれがあり、下の人はくびれがない。

これは、『くびれ』が肋骨と骨盤を繋いだ線で出来るからです。

自然とできるくびれ

しかし、

肋骨が開くとこのくびれが消えてしまいます

肋骨の開き くびれ消える

つまり、どんなに痩せた人でも肋骨が開いていると、それだけでくびれが消えてしまうという事です。

痩せていても、くびれは出ないんだね…

また、肋骨が開いていると『大きい』『強そう』などの印象を持たれやすくなります。
女性で嬉しい人は少ないでしょう。

肋骨が開いている女性

肋骨が開いている女性

 

なんで肋骨が開くのか?

肋骨が開く原因は2つあります。

  1. 筋肉が弱い
  2. 呼吸が悪い

 

筋肉が弱い

肋骨の開きに関係する筋肉は3つ。

  • 外腹斜筋
  • 内腹斜筋
  • 腹横筋

です。

外腹斜筋と内腹斜筋は、まとめて『腹斜筋』とも言います。

外腹斜筋

内腹斜筋

腹横筋

絵で見て分かるように、3つの筋肉は肋骨に付いている筋肉です。

この筋肉が弱ると、呼吸に伴い肋骨が開くのを戻すことが出来ず、どんどん開いていきます。

↓呼吸に伴う肋骨の開き

 

肋骨が開いた後に閉じるのは、腹筋による引き付けです。

『力を入れる』というよりは、伸びた筋肉が『元に戻る力』によるものです。

弱っていると、この『元に戻る力』が弱くなります。

 

その為、開いたのが元に戻らなくなり、結果として肋骨が開くという訳です。

 

呼吸が悪い

肋骨の動き(開く-閉じる)は、呼吸に伴うことがほとんどです。

その為、肋骨の開きと呼吸には密接な繋がりがあります

 

肋骨を開いてしまう呼吸の悪さには2つの原因があります。

 

  1. 横隔膜が弱い
  2. 上部胸郭の動きが悪い

 

横隔膜が弱い

この動画は、横隔膜の働きを3DCGで表したものです。

横隔膜は肋骨の下の方にある、ドーム状の筋肉です。

 

息を吸った時に肋骨が開くのが分かりますね。
横隔膜が働くと、ドームの天井部分が下がり胸の中の圧力が下がる事で息が吸えます。

最後の方に出てくる風船の模型が分かりやすいと思います。

 

しかし、横隔膜も筋肉なので強い弱いがあります。

横隔膜が弱いと、息が吸いにくくなるのでその代わりに、肩を上げたりムリヤリ肋骨を広げることで息を吸います。

横隔膜が弱い場合の呼吸
1:横隔膜が弱いとそのドームが下がらない
2:肋骨をムリヤリ開いて息を吸う
3:どうにか息を吸っている状態

 

この繰り返しで、
どんどん肋骨が開いてしまうんですね。

 

上部胸郭の動きが悪い

肋骨は、下の方が動きやすい構造をしています。

動画でも、肋骨の下の方が大きく動いていますね。

上の方は下に比べれば小さいのですが、動きます。

しかし、普段の呼吸が浅かったり胸から背中にかけての筋肉が硬くなっていると、特に上の方の肋骨の動きが悪くなります。
肋骨だけでなく、鎖骨や肩甲骨などの動きも悪くなりますので、その分も下の肋骨が開いてしまいます。

ちょっとだけ専門的に
肋骨は左右12本ずつあり、背中側の背骨から生えている構造。
上から1~7番目は前方で胸骨と関節を呈しているので開きにくく、8~12番は胸骨との関節が無い(8~10は仮軟骨を介する)ので開きやすい。
肋骨の関節と動きやすさ

そのため、8~12番の肋骨(下部)が開きやすいと言えます。

 

『肋骨の開き』の確認方法

では、肋骨が開いているかどうかの判別方法を紹介します。

これには、『肋骨下角の角度』を調べれば正確な数値が出ます。

 

 

肋骨下角はみぞおち付近の肋骨の角度で調べることができます。

正常値は70度~90度

 

 

肋骨下角の角度

鏡で見ながら測れば、誰でも測れます。
開いているかどうかが知りたいだけなら、直角の物を当てて比べるだけでも大丈夫です。

 

ちなみに、先ほどの写真の女性を図ると

肋骨下角が開いた女性

100度と、開いているのが分かります。

ちなみに、左右差を見るとバランスの悪さもみることができます。

この女性の場合は右側の方が開いていますね。

多分、右の外腹斜筋が弱いんでしょう。

 

最後に

以上、『痩せているのにくびれが無い原因』についてでした。

肋骨の開きはあまり意識していない人も多いと思いますので、この機会に自分の体をしっかりと見てみてください。

 

簡単な対策としては、【くびれベルト】を使うだけでも矯正されます。

調べてみたら、くびれベルトはAmazonや楽天などで1000円~2000円くらいの安価でもありますね。
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